先輩と後輩、品質管理の話。
「品質管理って、どんな仕事?」そんな疑問に応えるべく、現場で働く先輩と後輩が語り合いました。
検査や衛生管理、ラベル作成など、食の安全を守るために欠かせない仕事のやりがいや、覚えることの多さに戸惑った新人時代の本音まで。チームで支え合いながら成長していく、品質管理のリアルをお届けします。
Yさん(新人): Nさん、私、入社してまだ日が浅いんですけど、正直まだ毎日緊張してて…。 検査もラベル作成も覚えることが多くて、ちゃんとできてるのか不安になることが多いです。
Nさん(先輩): うんうん、その気持ち、すごくよくわかるよ。私も最初は不安だったし、特にサトウ産業に入ったときは、生野菜の扱いが初めてで戸惑ったの。 前職では冷凍食品が多かったから、衛生管理の難しさにびっくりしたくらい。
Yさん: えっ、Nさんでもそんな時期があったんですね…! 私、検査しても毎回結果が違ったりして、「なんで?」って焦っちゃうことが多くて。
Nさん: それ、すごく自然なことだよ。細菌って生き物だから、毎回同じ結果が出るとは限らないの。 私たち品質管理課の仕事って、商品の菌数検査や工場内の衛生チェック、作業者の手洗い確認まで幅広いから、最初は覚えることが多くて当然。 それに、ラベル作成も大事な仕事のひとつ。栄養成分やアレルゲン、消費期限の確認もあるし、責任も大きいよね。
Yさん: はい…。ラベルってお客様に直接届く情報だから、間違えちゃいけないって思うと、すごく緊張します。
Nさん: その気持ち、大事にしてね。まずは「なぜそうするのか」を理解することが大切。 たとえば、手洗いの指導ひとつでも「なぜこの手順が必要なのか」を知っていれば、自然と行動にも自信がつくから。
Yさん: なるほど…。失敗しても落ち込みすぎなくていいんですね。
Nさん: そうそう。大事なのは「なぜそうなったか」を一緒に考えること。 それに、あなたは「検査が楽しい」って言ってくれてるでしょ? その気持ちがあるなら、きっと大丈夫。私もその気持ちがあったから、ここまで続けてこられたんだと思う。
Yさん: ありがとうございます。Nさんがそう言ってくれると、ちょっと自信が持てます。
Nさん: 私もまだまだ勉強中だし、一緒に成長していこうね。 品質管理って、工場の人たちと連携しながら「安心・安全な商品を届ける」ための要の仕事。 一人じゃできないからこそ、チームで支え合うのが一番大事なんだよ。
Yさん: はい!これからもよろしくお願いします!

